お任せイラストの制作過程です。

紙:ホワイトワトソン
ペン 水彩絵具 アクリル絵の具

下書きとペン入れまで済ませた状態でスタート!
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左から改造パレット、パレット、イラスト用紙、イラスト用紙の下に色を試す用紙、
筆やらペンやら、吸水性の良い布、筆洗いバケツ、予備の布、筆洗い氷の容器、
一段下にパレット、ティッシュ、霧吹き。
 
氷を作る容器が筆洗いに大活躍しています。
布を用意しているものの、殆どティッシュで水分を取ってます。
布が活躍するのは大きな作品やアクリル作品の制作時など。
霧吹きはパレットにかけて絵の具を溶かすのに使います。

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短い時間内で絵を完成させないといけないときはまず全体に色を置くのですが、
今回は気楽さを優先して利き腕と反対の位置から色を置いていってます。
左から塗ると画面を汚す確率が減るので…

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ある程度左のオカメが塗れたので、タイハクに色を重ねていきます。

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タイハクもそこそこ塗れたので右のオカメに色を置きます。

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全体に色を加えました。
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背景の色を置きます。こちらは水彩。

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最後にアクリルの黒を置いて完成!
※こちらは加工した画像です。

制作過程のgif



こうしていつできるか分からない、鳥イラストトランプのイラストがまた一つ誕生しました。
まだまだ先が長そうです。




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※以下、子供の頃の図工、美術についてのぼやきになります。※


私が子供の頃は、美術の時間が終わるたび水道でパレットを綺麗に洗わされまして、
また美術の時間のたびに新しい絵具を捻り出して半液状の絵具を水に溶いて塗りたくってました。

水彩画は本来顔彩に近い扱い方をしますので、パレットはあまり洗いません。
パレットを洗うときは新しい色を混ぜたいけど場所がないとき、もうその色が不要になったとき、気持ち的にリセットしたいときくらい。
 絵具はパレットに置いたままにして乾燥させ、使うときはそれを水で溶いて使います。
 

私が子供の時に水彩画制作でずっとさせられていた絵具の扱いは、アクリル絵の具の使い方でした。
そりゃムラのあるベタ塗りみたいな表現ばかりになりますし、厚塗りで汚く色が混じったものが出来上がるわけだなぁと。
今はどうか知りませんが、当時は美術にまともに触れたことがないような教員が美術も担当してましたし、支給されていたペンテルの絵具が水彩に向いていない水彩絵具(半アクリルみたいな感じ)でダメダメでした。

ペンテル的には早く乾いた方が時間短縮になるし、多少重ね塗りもできるだろうで子供にも扱いやすく 仕上げたつもりだったのでしょうが、中途半端に乾燥と耐久性を持たせた結果、絵の具を乾かしてから溶いて使う方法が出来なくなりました。
 
おかげで乾燥後のリカバリーも困難ですし、毎回絵の具を捻り出しパレットも洗わされて制作時間を奪われるし何度も筆洗バケツの水を交換しなきゃですし、教科書は水彩の方法を教えているのにアクリルの扱いをしないといけないしで使用難易度が凄く高かったです。


ペンテルの絵具も用途によっては大活躍してくれますので、それ自体は悪くありません。
今は改良が進んでマシになっているかもしれませんし、ぺんてるの筆は今も愛用しています。

それでも、色で散らかったパレットを見るたび、最初から水彩画に向いている画材で正しい扱い方を教えて貰えればどれだけ良かっただろうと思う自分が居ます。 
子供の美術は感性ばかりが重視 されますが、感性よりもまずは正しい道具の扱い方と技法を知ることが大事です。それだけでクオリティがぐんと上がります。
物の扱い方すらわからない状態で感性を表現しろと言われても難易度高いですって…